グルジア選手が公式練習中に死亡…五輪リュージュ
【バンクーバー=結城和香子】バンクーバー五輪のリュージュ競技の最終公式練習で12日、男子1人乗りグルジア代表のノダル・クマリタシビリ選手(21)が、最終コーナーでコントロールを失いコース外に飛び出す事故が起きた。
同選手は病院に救急搬送されたが、死亡が確認された。
国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は同日、記者会見し、「非常に悲しい日だ。若者が情熱を追う過程で死ぬ。五輪に出るため懸命に練習し、そしてこの事故に遭うとは。言葉もない」と語った。
ロゲ会長はまた、国際リュージュ連盟による事故原因の調査が終わるまで、リュージュ競技を予定通り13日から始めるかどうかの判断を保留することを示唆。バンクーバー入りしているグルジア大統領ら関係者と電話で話をしたことも明かし、「(五輪への)参加継続を検討するとのことだったが、最終確認ではない」と語った。
小さなソリにあおむけに寝て、氷のコースを高速で滑り降りるリュージュ競技では、トリノ五輪の前年、五輪コースで練習していた日系ブラジル人選手がコース外に飛び出す事故で重体となり、その後コースを改修した経緯がある。今回も、非常に高速で難度が高いコースとの定評があった。
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